メルシー農園
有機栽培で食の安全
メルシー農園では、数年前から有機栽培(オーガニック)で野菜を育てています。
化成肥料は一切使わず、牛ふん堆肥、乾燥鶏糞、油粕、有機石灰などの有機材のみを使用しています。
勿論、農薬も一切使っていません。
有機栽培を始めた頃は、害虫で苦労しましたが、3年ほど経つと虫にも負けない丈夫な野菜が育つようになりました。
農薬や化成肥料を長期使用すると、土の中のバクテリア(菌)が、好気性より嫌気性の方が多くなってしまいます。
有機栽培を続けると、嫌気性より好気性バクテリアが増え、丈夫で、美味しい野菜が作れるようになります。
■茄子(ナスビ)
虫に葉を食べられていますが、ぐんぐん生育しています。
1番花が咲いたら、下枝を切り取り、3本仕立てにします。
8月に入ると、1/3~1/2程度の強剪定をし、酷暑は休ませます。
9月に入ると、枝葉が伸びて、再び美味しい茄子が生りだします。
「秋茄子は嫁に食わすな」は、嫁のお腹を冷やさないようにという思いやりの気持ちもあります。 ( ^)o(^ )
元肥を入れ過ぎるとアブラムシが寄ってきますので「過ぎたるは猶及ばざるが如し」です。∵⁉
■南瓜(カボチャ)
メルシー農園では、いつも西洋カボチャを育てています。
定植直後は、ウリハムシにやられることがありますので、蔓(つる)が十分伸びるまで、防虫ネットのトンネルをします。
元気な蔓を2本残し、他の蔓は摘み取ります。
葉が茂りだすと、うどん粉病が発生します。
発生する前に予防として、食用重曹の500倍液をこまめに散布します。
※うどん粉病が発生してからでは効き目はありません、雨が降った後は重曹を忘れずに散布するようにしましょう❣
■胡瓜(キュウリ)
支柱の上まで蔓が伸びてきてから、脇芽を摘み取ります。
カボチャと同様キュウリにも、アブラムシ・ウリハムシ・うどん粉病が発生しやすいです。
※発生する前に、食用重曹の500倍液で予防しましょう ❣
■白菜(ハクサイ)
無双が虫に食われ穴がたくさんあきました・・・
黒くて小さなダイコンハムシにやられたようです。
この虫は土の中から出てきます。
※アブラナ科の植物は虫に弱く、特にこのダイコンハムシには毎年往生しています (>_<)
■玉レタス
巻き始めた玉レタス。
玉レタスもリーフレタスも虫が寄り付かないので手間いらず (^^♪
野菜サラダで食べると美味しく、ビタミンなど栄養価も豊富です。
■トマト
トマトは樹勢が旺盛で、脇芽がたくさん出てきますが、この程度まで大きくなってから、脇芽を取ります。
トマトは夏場でもあまり水を欲しがりません。
乾燥気味の方が、甘くて美味しい実がとれます。
病気や害虫の心配もなく、育て易い野菜です ( ^)o(^ )
■里芋(サトイモ)
高さ約2mほどにも大きく成長した里芋です。
メルシー農園では、種芋に昨年の親株を使っています。
5月初めごろに親株から芽が出てきますので、嫌地を避け、他の畝に植え替えます。
里芋は、特に水を欲しがりますので、乾季は3~5日に一回、谷が満杯になるまでたっぷり水をやります。
イモムシが葉を食べますが、放っておいても問題ありません。
■人参(ニンジン)
人参は、家族の健康のため、毎年少しずつ育てています。
種を蒔いた直後から芽が出るまでの間、毎日水やりし、土が乾かないようにします。
時々青虫が付くことがありますが、放置していても大丈夫です。
■玉葱(タマネギ)
毎年、白玉と赤玉を栽培しています。
早植えは、薹(とう)が立ちやすいので、種の植える時期に注意が必要です。
玉葱は、腐りやすく、保存しにくいため、皮を剥いてから、風通しのいい、日の当たらない、涼しい所に吊るします。
赤玉は長持ちしません ➡ 赤玉はサラダにして食べると美味しいです。