DIY 井戸掘り

自然災害時に役立つ井戸掘りを開始


■この辺りに井戸の位置を決め、1人で作業できるよう、
剪定用脚立の上の先端に丈夫な針金で輪っかを取付けた。
この輪っかは、6mの塩ビ管を支えるガイドの役目を担う。
■始めに直径70cm程の穴をスコップで掘る。


■大きな石や固い土はバール突きながら掘り進めて行った。
■大きな石、割れた瓦、コンクリート片、アスファルトの塊、ブロック片など次から次へ出てくる。
表層部は、このようながらくたに覆われていた。
スコップでは深さが70cmが限界!


■ホールディガーをネットで購入し、バールで土壁を壊しながら掘り進める。
■ホールディガーが届かなくなったので、柄の太さに合う塩ビ管を買ってきて、チーズとタッピングネジで1mほど延長した。


■ホールディガーと塩ビ管をチーズ(継ぎ手)で接続。
■4mmのタッピングネジで4本(計8本)で繋いだ。


■外の穴はスコップとバールで掘った穴で、
中央の小さい穴はホールディガーで掘った穴。
■画面中央の水が溜まる鞘管を作る。
塩ビ管にはUVとVPの2種類あるが、強度が必要と思い、VPにした。管径は100と75のどちらにしょうか迷ったが、日常使わない災害時用の井戸なので細い径75に決めた。呼び径75×1m。
両端に継ぎ手を接着。右の山形にカットした方が下になる。
3mmの穴を無数にあける。この穴から水が入って来る。


■鞘管の先端を山形にしたのは少しでも打ち込み易いようにと思ってカットしたが、効果は比較していないのでわからない。
■鞘管を木槌で打ち込む。
水準器の持ちあわせが無いので感を頼りに打ち込む。


■ホームセンターで1番大きい木槌を買ったが、役に立たず。
小屋に在った古い木槌を思い出し、鞘管の継ぎ手に入るようノコギリとヤスリで削り、ハンマーで叩くと木槌が割れる恐れがあるので、針金とビニールテープで補強した。

■鞘管の継ぎ手部にピッタリと収まった。
■木槌の上から昔からあった大きなハンマーで叩き込む。


■このハンマーは6kgほどありました。
■井戸掘り用ドリルが欲しかったのですが結構高価なため、自分で作ることにして、ネットで井戸掘り道具を調べ「吸い子」を作りました。
左の継ぎ手部の中にゴムの弁を内蔵しています。
吸い込本体は、VP50の長さ×1mです。
知さな穴は水抜き穴、右の四角い穴は土や砂を取り出す穴。


■吸い子の先端とゴムの弁がスグに壊れ、何度も補強と修理を繰り返しましたが、固い層で塩ビでは歯が立たないのではと思い、金属製の吸い子を購入することにしました。
■これが購入した金属製の吸い子です。
しかし、これもゴムの弁が何度も破損し、そのうち先端の鋼鉄部も摩耗により短くなりまたまた修理。


■大きな石が次から次に・・・
■吸い子の穴より大きな石が、何度も上がってきた。不幸中の幸いでしょうか?
