ダイジョ(大薯)の栽培

ダイジョ(台湾山芋)の栽培

前年の種芋

保存していた芋から芽が出てきました。
昨年の秋に収穫したダイジョですが芽が出たので種芋にします。
薩摩芋と同様、台湾山芋は冬の寒さに弱いのが難点です。
九州では栽培されていますが、本州では難しいようです。
保管方法は、1個づつ新聞紙に包み、ダンボール箱に入れ、温かい部屋で冬を越します。
ちなみに保存温度は「15℃以上」らしいです。

6月初めごろ蔓が元気に伸び始めました。

種芋を植える前に、牛ふん堆肥と乾燥鶏糞をすき込んでいます。

蔓が出る
旺盛に生育中

6月中ごろのダイジョ

夏の乾燥を防ぐのと、水やりの回数を減らすため、黒マルチを張りました。

この山芋は、病気や害虫に強く、手間いらずで育てやすいです。

7月頃の状態

蔓が2mの支柱にしかり巻き付き、どんどん上へ伸びていきます。

畝の谷に草が・・・黒マルチの効果で手間が省けています。

蔓が支柱に沿って伸びる
緑のカーテン

8~9月ごろ

高さ2m以上の緑のカーテンができました。

お家の庭に植えると緑の美しい日除けになります。

毎年ですが、台風が来ると、風と重さで支柱が折れ、倒れてしまいますが、土中の山芋はドンドン太り、大丈夫でした。

11~12月ごろ葉が黄色く枯れだし収穫時期になります。

茎の周りを掘るとこのように芋がたくさん付いています。

収穫前の状態
秋の収穫

今年もたくさんとれました。

酒好きの自分は短冊切りに鰹節をふりかけ醤油と山葵で食べます。

また、とろろご飯や天ぷらにしても美味しく食べられます。

何よりも、健康にいいようです~(^^♪

事務所に来られた方や知り合いの方に配り喜ばれています。

【ダイジョの効用】

ダイジョには食物繊維が長芋の2倍以上、粘りは長芋の数倍あると言われています。

消化酵素のアミラーゼなどの酵素がたくさん含まれていて、消化を助ける働きがあります。

紫色の色素にはフェノールの一種アントシアニンが含まれていて、強い抗酸化作用により、老化を予防する働きがあります。

見た目はグロテスクですが、胃腸の弱い人やシニアにおすすめします。

お料理については、ネットで”ダイジョ レシピ”と検索してみてください。たくさん紹介されていますのそちらをご参考に ❣

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ダイジョ(大薯)の栽培” に対して4件のコメントがあります。

  1. ハヤシダノブタカ より:

    今日は教えてください 台湾ダイジョ種ですが長芋つ同じように輪切り50g前後で植え付良いのでしょうかうか

    1. Tetsuji より:

      投稿ありがとうございます。長芋は細長い形状なので輪切りにしますが、ダイジョは丸長い感じで、どちらかと言うとヤーコンや里芋のような形状をしており、堀り上げ後、芋単位に小分けし、寒さから守るため、1個ずつ新聞紙で保温し、ダンボール箱に入れ冬越しします。4~5月頃の暖かくなると、じゃが芋のように芽を吹き出します。元気な芽の出た芋を5月の中頃~6月の中頃に畑に植え付けます。ダイジョは台湾の山芋ですので、特に寒さに弱く冬越しに注意が必要です。

  2. 池田 より:

    ダイジョ芋の購入は可能でしょうか。

    1. Tetsuji より:

      お返事が遅くなり申し訳ありません。ダイジョは寒さに弱いため、冬を越して無事腐らず残ったのは売れるような状態ではありません。申し訳ございませんが種芋として使いますのでご容赦ください。

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