夏の水対策
野菜作りは天候に左右されます。特に水は重要な要素です。
農業用小屋の屋根に降る雨水をホームダム3個と浴槽2個に貯め、
夏の干天の慈雨をありがたく大切に保存し有効に活用しています。
屋根の樋に集まった雨水が両側の配管から下へ流れています。
その配管を、Dのパイプが少し斜めになる位置で切断し、ホームダムに付属していた部品で繋ぎました。(A~E)
Aの中に弁が付いており、ホームダムが一杯になるとEへ流れます。
Eの下は古い浴槽を工事屋さんから戴き地面に埋めています。
ホームダム1が一杯になる前に隣のホームダム2に流れ込みます。
※普段はホースで接続しており、ホームダム2の上の穴は蚊が入らないように蓋をしています。(この画像は説明用)
小屋の屋根が合掌造りになっていますので、反対側も同じようにホームダム3と古い浴槽1を取り付けました。
雨が降って満杯になると、合計約1トン(1,000リトル)溜まります。
■8月に一度も雨が降らない年がよくあり、近くに水路も無いため、パイプを打ち込み手押しポンプを付けました。
しかし、水位が6~7mのため、ハンドルが重く何回も漕ぐと手豆が出来て痛いです。
そこで、人力で漕ぐのを止め、エンジンポンプを取り付けました。
■手押しポンプの水落を防ぐためフート弁を追加し、エンジンポンプを取り付けるため、チーズとバルブも追加しました。
騒音で近隣からクレームがつかないように、ホンダの4サイクルエンジン搭載のポンプを購入、サクションホースで繋ぎました。
地下水が低いためか、思ったよりも少なめでしたが、雨も降らず、水路も流れず、困ったときに使用しています。
里芋や台湾山芋(ダイジョ)など、水をたくさん欲しがる野菜には、遠くの水路から、長いホースとエンジンポンプで対応しています。
葉菜類の毎日の水やりは、雨水で、雨水が無くなったら、地下水から、たくさん水を欲しがる里芋などには、遠くの水路から、これで水やりは万全となりました。(^^♪